海外FX業者を選ぶ時のチェックポイントを解説。安全性を重視した海外FX業者の選び方や効率的なチェック方法等を紹介します

海外FXをこれから始めてみようと思ったら、まずはもちろん取引業者選びとなってきます。

国内FXの場合でも、約定力や取り扱っている通貨ペアの種類、スプレッドなど気になるところがいくつも出てきます。

そしてそこへ海外にあるFX業者となれば、なおさらどうやって選んだらいいのか判断に悩んでしまいがちです。

ハイレバレッジ、ボーナス、ロスカット率の低さなど、国内FXよりもサービスが充実している所もありますが、やはり「安全性」や「信頼性」といった部分は非常に重要ながらなかなか見えにくく、しかも失敗したら取り返しのつかないことにもなりかねません。

そこでこれより海外FX業者の選び方について、安全性や信頼性をポイントとした選び方をメインに、その他業者選びを効率的に行う方法なども加えて説明していきます。

業者の安全性が高まるポイント

金融ライセンスの取得

金融ライセンスを海外FX業者が取得しているかどうかを確認します。

これは例えば日本で言えば、取引業者が金融庁の登録を受けているのと同じように、海外FX業者もそれぞれの国の監督庁のお墨付きを得ているかどうかを確認するものです。

確認の仕方は比較的簡単で、各取引サイトをくまなくチェックし、「○○においてライセンス取得 登録番号:~」などといった記述を探します。

例えばXMの場合はトップページ一番下に以下のような記載があります。

Trading Point (Seychelles) Limitedは、証券ディーラーのライセンス番号SD010の下、セーシェル金融庁により認可されています。

出典:XM

こういった表記はFXの魅力をアピールするものではありませんので、取引業者もあまり目立たない所に記載している場合が珍しくありません。

ただXMはトップページのメニューから「当社について」→「規制」とクリックしていきますと、ライセンスについてのページを(簡単ではありますが)用意しております。

また実際のライセンス証もここで公開しております。

出典:XM

*海外FX業者のライセンスや安全性に関する記事:

海外FX業者の安全性・社会的信用はどうなっているのか?その実態や取組み状況について解説

会社の規模をとらえる

会社の大きさがその健全性と必ずしも結びつくわけではありませんが、世界数か所に営業所やサーバールームなどを設置していたり、社員を多く抱えているなど、会社規模が大きいかどうかでその業者の安全性を判断するものです。

例えばLand-FXでは、イギリス、ロシア、インドネシアなど世界9カ所に支店を構えていたり、FXDDならば2002年より16年以上営業を続けているといった例がポイントとなります。

「海外FX業者を会社規模・実態の面からチェックする場合のポイント」(例)

  • 営業年数
  • 拠点数
  • 従業員数
  • ユーザー数
  • 取引先内訳の公開
  • 各種受賞歴 など

サポートセンターの状況

いざという際に頼りとなる「サポートセンター」がしっかりとした体制となっているかをチェックします。

現在このサポートセンターについては、24時間電話による対応や日本人スタッフの配備が比較的多くの取引業者で実施されております。

また意外なのが、チャットによる問い合わせができる業者も多いところです。こちらの有無もチェックするとなおOKとなります。

出典:IFC Markets

ただし、後ほども説明しますが、多くの業者が導入しているという事で、業者間の差を考えた場合、あまり高いポイントとはなりにくい可能性があります。

意外と面倒な入出金方法を採用している

特に入金においてユーザーに面倒なこととなる方法をあえて求めているパターンであれば、非常に安心のおける取引業者となります。

これはどういうことかと言いますと、通常、不正や詐欺等を働く存在であれば、いかにお金をたくさんスムーズに吸い上げるかを考えるからです。

いかにターゲットとなる人間を自分の方に向けさせられるか、安心させることができるかがポイントとなってきます。

健全性の高い海外FX業者であれば、昨今の世界的なマネーロンダリングや不正送金などにも敏感に反応し、安全な送金を図ることを最大限重視します。

その結果として、例えば銀行送金による入金であれば、送金取扱い画面等の備考欄に追加情報を記載するよう求めたり、実際に金融機関で正常に手続きしたことを証明させるため、銀行が発行する取引明細等を要求したりしてきます。

口座資金の分別管理

まず「資金の分別管理」についてですが、これはトレーダーの運用資金を取引業者が預かるのではなく、別の第三者組織(金融機関等)が保管・管理するもので、国内FXにおいては法律により義務化されているものです。

実はこれは後ほどお話しします「それほど気にしなくていい業者選びのポイント」にも該当しそうな項目です。

どういう事かと言いますと、資金の分別管理は今では多くの海外FX業者が取り入れていますので、分別管理の実施は、業者比較においては差異を推し量る要素にはなりにくいという事です。

ただし、資金の分別管理自体は資金の保全において非常に大切な施策であり、やはりそれを実施しているかどうかは必ず確認すべき項目であります。

とにかく説明が豊富

取引プラットフォーム、豊富な入出金方法、ライセンス取得状況、会社概要などの説明から、中にはFXの基本的な取引方法、資金の分別管理体制の詳細、写真付きのオフィス案内、独自人気ランキングの紹介など・・・。

とにかくウェブサイト上で多くの説明を行っている所は透明性が高く安心して使うことができる業者であることが多いです。

安全面で減点となるポイント

安全面においてちょっと注意しておきたいポイントを紹介します。

単純に言えば上記「業者の安全性が高まるポイント」に挙げる項目が欠けていたり性質がよくないものであれば、即座に却下すべきとはいかないまでも注意が必要であったり、減点対象となるということです。

ここでは、上記以外の観点から業者選びで注意すべきポイントを紹介します。

あまりにも無名過ぎる業者は避けるべき

有名か無名かの明確な判断基準はありませんが、主にネット検索でよく出現するような海外業者であれば、可能性の問題として、そういった業者はちゃんとした実在性と一定程度の営業を行っているものと判断します。

安全性の高い業者であれば、当サイトを始め他の海外FX業者を紹介しているいくつかのウェブサイトにおいても取り上げられ、様々な情報なども充実しておりその判断に困る所がありません。

その一方でマイナーな業者でも全く健全な営業を行っているケースもあり得ます。

しかし、こういった海外コンテンツの判断においては「多数決的に判断」(メジャーかマイナーか)することと、メリットを求めるよりも「デメリット・リスクを避ける」という考え方で判断した方が無難であり安全性が高まっていきます。

外国語表記オンリーの業者の場合

取引サイトの説明文や紹介の仕方などで日本語表記がほぼなく、英語などの外国語でなされている取引業者も避けた方がいいです。

これは、その業者の健全性を推し量るという意味ではなく、英語などの表記ばかりでは誤った解釈をしてしまったり、それによって特に金銭的な不利益を受ける際には非常に大きなダメージの可能性があるからです。

業者からのお知らせや日々のニュースなどの更新が無い・少ない

不正を働く取引業者ほど細かい気配りがなされていないウェブサイトや営業体制となっている傾向があります。

それよりは閲覧者にもっと積極的に働きかけるようなコンテンツを充実させていたり、金銭的なアピールに力を入れていたりするパターンが多いです。

ただし全うな取引業者であっても海外FXの場合は入金ボーナスや取引ボーナスなどの特典・サービスを頻繁に行っておりますので、総合的に判断しながらこういった項目を判断材料の1つとして理解しておくことが大切です。

それほど気にしなくていい業者選びのポイント

ボーナス

海外FXでは入金ボーナス、口座開設時初回ボーナスなどのサービスを行っている業者が多く存在し、もはやボーナスの有無は判断材料とはなりにくいものになってきております。

また取引資金を十分に用意できているという方であれば、なおさらボーナスにこだわる必要はありません。

もちろんボーナスを得た方が口座資金の増加になりお得なのは確かですが、取引業者としては営業・宣伝のために行っているものですので、取引の本質に当たるものではないことから、チェック項目の重要度としては低いものとなってきます。

MT4・MT5などの取引プラットフォームの有無

多くの海外FX業者がMT4をメインに同一の有名な取引ツールを導入しており、たとえMT4を強調したアピールを行っていても、他社との差別化になっている訳ではありません

国内FXと異なり、海外FXでは独自プラットフォームの存在感が薄く、もっともMT4がトレーダーの人気となっていることからMT4の宣伝に注力しているのが現状です。

日本人向けのサポート体制

これは意外かもしれませんが、多くの取引業者がすでにその体制を整えており、もちろんこのサポートは欠かすことのできないものではありますが、その存在の確認だけに留めあまり業者選びでウェイトをかけすぎないようにする事も大切です。

約定力が高い

これは国内FXにまさる特筆すべき海外FXのメリットとして非常に重要な性質のものですが、この約定力の高さは、もはや海外FXにおける定番的な要素となっております。

当然ながら業者間における約定力の差が無いわけではありませんが、主に日本人トレーダーにもよく知られている有名ブローカーであれば、どの業者であっても実用に耐えうる所ばかりであるのが現状です。

従って、約定力そのものは大切な項目ではあっても、業者間の比較においてはそれほど神経質になる必要はありません。

「その他の業者間で差が出にくい項目」

  • インターバンク直結の注文処理体制
  • ハイレバレッジ
  • ロスカットレベルの低さ
  • 追証ゼロサービス
  • 資金の分別管理 など

かゆい所に手が届く!その他好みに合わせた業者の選び方

入金手段が豊富な海外FX業者

GemForex

  • 銀行送金
  • クレジットカード(Visa・Master・JCB・Amex)、
  • ビットコイン(最低0.01BTCから入金可能)
  • イーサリアム(最低0.1ETHから入金可能)
  • PayPal
  • Perfect Money(100USDより)
  • PAYEER(100USDより)
  • mybitwallet
  • UnionPay、WeChat決済 など

上記のように数多くの入金方法を提供しております。ただし出金方法が「銀行送金・ビットコイン・mybitwallet」の3つしかないのが欠点です。

ほとんどの方が銀行送金による出金になってくると思われます。

「出金」手段が豊富な海外FX業者

IFC Markets

  • 銀行送金
  • bitwallet
  • WebMoney
  • NETTELLER
  • Skrill
  • ビットコイン
  • UnionPay
  • ブローカー間送金

取引コンテストが充実

  • IronFX・・・5,000ドル(約55万円)相当の賞金を提供するトレードコンテストを開催
  • Traders Trust・・・対象通貨ペアの「価格予想」イベントが主体
  • HotForex・・・トレードコンテストを多数開催、もらえる副賞は賞金、無料旅行チケット、スマホ端末など

業者の雰囲気や安全性などがよく分かる

  • HotForex・・・各種賞の受賞実績、HotForexグッズの販売、上記取引コンテストの開催など
  • TITAN FX・・・日本人トレーダーをブログ記事風に紹介
  • GemForex・・・日本人経営陣による日本人へのサービス展開に非常に積極的

まとめ

海外FX業者の選び方について、本ページにおいては「安全性」、「信頼性」に重点を置いて紹介してみました。

これらの観点は多くのトレーダーに共通しているものと思われますが、トレード方針や金銭的な事情等により選択基準をカスタマイズしていくことももちろんOKです。

また全てが完璧な取引業者を探すというのは現実的ではありません。筆者がメインで使ってる取引業者にも「ここがもっと良ければな~」といった点があるのも事実です。

以下に本稿における業者選びのポイントをまとめておきます。

「安全性の高い項目」

  • 金融ライセンスを取得している
  • 業者の組織規模が大きい
  • 入金方法が面倒でも安全
  • サポートセンターが充実
  • 資金の分別管理を実施
  • きめ細かい説明がされている

「減点となる項目」

  • マイナー過ぎる業者
  • 日本語表記がなされていない業者
  • 細かい配慮やサービスが行き届いていない業者
  • 上記「安全性」の項目が弱い業者

「それほど気にする必要はない項目」

  • ボーナスの内容
  • MT4導入の有無
  • 日本人向けサポート(業者間の差において)
  • 約定力、レバレッジ倍率、ロスカット率、追証ゼロなど(業者間の差において)

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