海外FX口座を開設する前に知っておきたいポイントや実際の口座開設手順を紹介します。

海外FX口座を開設するためのポイントや口座開設の基本的なやり方をこれから紹介します。

口座開設にあたっては、国内FX口座を作成する場合と共通している部分も多く、国内FXの経験がすでにありいくつか口座開設を経験しているという方でしたら、比較的簡単に海外FX口座を作成することができると思います。

ただ、海外FXでは口座の種類や取引環境(プラットフォーム)の選択というものがあるなど、海外ならではのテイストがちらほら見受けられます。

そこでこれから本ページにおきまして、海外FX口座の特徴や開設におけるチェックポイントを把握してスムーズに開設を終えられるようにする事が大切です。

またFX初心者の方でも理解できるよう典型的な口座開設の流れも合わせて紹介します。

海外FX口座の開設における基本ポイント

スピーディーな口座開設プロセス

海外FXは、取引サイトにおいて口座開設の申請をしてから実際のトレードまでに24時間以内に到達してしまうことも珍しくありません

不備なく必要事項を入力し本人確認書類などのアップロードを済ませ、審査が素早く終了すれば比較的早くトレードを行うことができます。

また国内FXでは口座開設完了の書類が届きますが海外FXにはこれがないので、トレードまでにかかる時間が非常に短縮されることになるわけです。

現在様々な海外FX業者が存在しておりますが、口座開設にあたっての基本的な作業や必要となってくる提出書類に大きな違いはありません。

「口座開設で必要な作業」

  • 個人情報等の入力
  • 口座種類・取引プラットフォームの選択
  • 申請受付メールの受信
  • 本人確認書類・住所確認書類の提出など
  • 審査(海外FX業者側)

申請フォームへの入力

ここでは海外FX口座開設の第一段階となる個人情報などの入力について説明します。入力対象となる事項は主に次のようなものがあります。

  • 基本事項(氏名、国籍、郵便番号、住所、性別、生年月日、職業、会社名、電話番号、メールアドレス、パスワードなど)
  • 財務状況(年収・資産・投資予算額)
  • これまでの投資経験(FX・CFD・商品等先物・インデックスなど)
  • 重要事項説明書・利用規約・アンチマネーロンダリング方針などへの同意
  • 海外FXならではの項目(使用言語の種類、入金通貨の種類、米国納税番号の保有状況、米国民かどうかなど)

上記が入力事項の例ですが、大抵の方でしたら問題なく上記全てをクリアできるのではないかと思われます。

少し変わったポイントとしては、氏名はカナ、ローマ字、クレジットカードの名義表示などで入力が求められることや、年収や資産は取引業者によっては「ドル」で回答する形式になっている所です。

ただ資産状況については厳密なものではありませんので、1ドル100~110円程度に換算し自分の実態を大まかに回答すれば大丈夫です。

「米国民かどうか」などに対する回答は、その選択式の回答においては「No」を選んでおけば結構です。

これはアメリカ政府が自国民が国外へお金を流してしまうことを防ぐために(FATCA法)、取引業者がそこを配慮して米国民に口座開設をさせないようにするためです。

取引口座・プラットフォームの選択

口座種類の選択

これは国内FXとは大きく異なる海外FX口座の特徴の1つです。

海外FXでは、レバレッジ、最低入金額、取引手数料の有無その他に差が設けられている複数種類の口座があるのが一般的です。

出典:XM

差が設けられている項目の主なものには以下があります。

  • 最大レバレッジ
  • 最小スプレッド
  • 最低取引通貨単位数(1,000通貨、10,000通貨など)
  • 取引手数料の有無
  • 取引できる銘柄 など

一般的には「スタンダード・メイン」となる口座の場合、その取引業者で提供しているサービス全般を利用することができる反面、最低入金額が高かったりスプレッドが広めであったりする傾向があります。

そして「ビギナー・マイクロ」などと呼ばれる方の場合は、数千円から業者によっては100円程度でトレードができたり少ない通貨単位の注文ができるものの、固定の取引手数料が発生したり「ボーナス」などの付帯サービスが適用されないといった場合があります。

この取引口座による性質の違いは、各業者間で比較的同じような部分もあれば、「後で知ってガッカリ!」といった独自ルールを設けている業者もありますので、事前に取引サイトで確認することが大切です。

プラットフォームの選択

プラットフォームとは、実際に取引する際の画面環境取引ツールなどのことで、これも口座開設時に選択することとなります。

プラットフォームの種類としては以下のようなものがあります。

  • MT4
  • MT5
  • cTrader
  • 海外FX業者が独自に用意するタイプのもの など

MT4

海外FXにおいて「MT4」(MetaTrader4)は大変人気のある取引ツールで、多くの海外FX口座で利用することができます。

出典:Bigboss

MT4の人気の秘密は、テクニカルツールの様々なカスタマイズが可能なことや、他のトレーダーと共有ができること、EA(自動売買プログラム)の設定やそれによる頻繁な取引ができるなど多くの要因があります。

もちろん初心者に適したシンプルな裁量トレードを行っても構いません。

MT5

MT5はMT4の後続プラットフォームで未だにMT4の人気が衰えないまでも、その性能はMT4より強化されたものとなっております。

両者が互換性に乏しい事から、これから海外FXを始めるという方でしたらこのMT5も賢明な選択です。

cTrader

こちらはMT4とはまた異なった汎用的プラットフォームで、グラフィック表示が優秀です。やはりこちらも海外FX経験が無い人であればMT4にこだわらず利用してみるのもいいと思います。

ただ、cTraderを取り扱っている海外業者はAxioryTradeviewFxProなど限られております。

出典:Tradeview

取引口座やプラットフォームの変更

口座開設時に選択した口座種類やプラットフォームは後で変更や追加を行うこともできます(取引業者による)。

例えば下の画像はAxioryのマイページ画面です。赤い囲み「アカウントの追加」をクリックして新しい別の口座(プラットフォーム)を作成することができます。

出典:Axiory

出典:Axiory

受付完了メールの受信・本人確認書類などの提出

手続きに必要な書類

必要事項の入力や取引口座・プラットフォームの選択を終えますと、海外FX業者から申込み完了のメールが届きます。そして所定の箇所をクリックすることでいったん申請が完了します。

その後は、本人確認書類などの用意やその提出作業を行うこととなります。

「本人確認書類の写し」

書類の種類としては、「運転免許証・パスポート・マイナンバーカード」など国内FXと同様に顔写真付きの公的な身分証明書が要求されます。

また表面だけの提出でよいのか、表・裏の両面必要かの確認も必要です。

「住所確認書類」

申込み段階で入力した住所に申請者が実際に居住しているかどうかを証明するために提出するものです。

有効となる書類は、3~6カ月以内の日付が入った氏名・住所が分かるものが一般的で、以下にその書類の例をあげておきます。

  • 公共料金等の請求書や領収書(電気・ガス・水道・ガソリン料金など)
  • 固定回線・携帯電話料金などの請求書(オンライン書類OKの業者もあり)
  • 銀行等金融機関の利用明細書
  • クレジットカード等の利用明細書 など

書類送付における注意事項

住所確認書類の提出は国内FXではまず見られないものです。国境の離れた海外FXサービスならではの作業となっています。

また、マネーロンダリングや不正な目的の口座開設を防ぐといった理由でほとんどの海外FX業者が提出を求めているのが現状です。

従って重要なポイントとしては、氏名や住所が申請時の入力内容本人確認書類住所確認書類の全てで同一でなければならない事です。

電気や水道などの契約名義が家族の名前になっていて、申請者本人と名前が異なっているケースがありますが、この場合は口座開設ができなかったり書類の再提出を求められる可能性があります。

書類の送付については、必要書類をデジカメやスマホのカメラで撮影したりスキャナーで取り込み、画像ファイル化させたものをマイページ等からアップロードして提出するやり方が主流です。

口座開設の具体例

取引口座作成の初期作業

これより新規口座開設の進め方を、実際の海外FXサイトを使って紹介します。今回開設にあたって利用したのは「XM」という取引ブローカーです。

まずは取引サイトのトップページにある「口座を開設する」をクリックします。

出典:XM

次の画像は基本事項の入力画面です。ご自身の内容をどんどん入力していきます。

出典:XM

次はプラットフォームとしてMT4かMT5のどちらかを選択、口座の種類として「スタンダード、マイクロ、XM Zero」のうちの1つを選択します。選びおわりましたら「ステップ2へ進む」をクリックします。

出典:XM

次は氏名の入力です。「下の名前→苗字(姓)」の順番で漢字ではなく「カナ」で入力します。取引業者によっては「Taro Yamada」のようにローマ字で入力するところもあります。

出典:XM

次の住所入力ですが、下の画像のように漢字で入力するとエラーとなりますので、東京都渋谷区であれば「Tokyotoshibuyaku」などと入力します。

出典:XM

住所について、本来の英語でも「Tokyo Prefecture」「Tokyo」「Tokyo Metropolis」、「Shibuya」「Shibuya Ward」など実際には複数の表現が存在しています。

また最終的な住所確認は本人確認書類によりチェックされますので、業者側の意向に沿っていてエラーが出なければ、入力自体は細部にこだわらなくても可能です。

参考として下の画像は筆者のマイページ画面ですが、ピンク色で伏せている部分付近に「ken」(県)、「shi」(市)とあり入力したまま登録がなされているので、(ここではXMの例としてですが)あまり神経質にならなくても大丈夫です。

出典:XM

入力の続きに戻りますが、「米国民かどうか」については「いいえ」、「口座の基本通貨」は「JPY」、「レバレッジ」は1倍(1:1)から888倍(1:888)の中から希望のものを選択します。

プレゼントとしてもらうことができる「口座ボーナス」は出金はできませんが取引で使える口座資金です。「はい~」を選べばお得なのは言うまでもありません。

出典:XM

次の「投資家情報」ですが、「投資額・所得総額」などはドルで答えるようになっています。だいたいの金額で回答してかまいません。

出典:XM

パスワードの設定と利用規約等への同意にチェックを入れ「リアル口座開設」をクリックします。

出典:XM

次の画像においていったん作業は終了します。ここまでで口座という「場所」自体は作成された事になります。

この後は送られてくるメールの確認と本人確認書類などの送付追加情報(マイナンバーなど)の提供を行います。これらを行わないとトレードをする事はできませんので注意してください。

出典:XM

メール受信・マイナンバー等の入力

次は届いたメールです。所定箇所をクリックします。

出典:XM

メール内をクリックすると次のようなページが現れ、ユーザーIDが付与されます。そしてIDと先ほど設定したパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

出典:XM

次の画像はメインページです。赤い囲み内に「有効化されていません」とありますが、追加情報の提供と書類送付を行うことで「認証済」に表示が変わりトレード等を行うことができるようになります。

出典:XM

次の画像は追加情報(マイナンバーの入力と国籍選択)のページです。まずはプルダウンメニューから「はい」を選択します。

出典:XM

「はい」を選びますと国籍の選択ができるようになりますので「Japan」を選びます。

出典:XM

国籍を選んだ後にマイナンバーを入力し「確定」をクリックします。

出典:XM

書類のアップロード

本人確認書類と住所確認書類のアップロード画面です。「参照」をクリックしそれぞれの書類画像を抽出します。

出典:XM

次の画像のようになりましたら「書類をアップロードする」をクリックします。

出典:XM

書類のアップロードが完了しました。こちら側で行う作業はこれで終了です。確認のメールも送られてきます。

出典:XM

審査とアカウントのステータス

以上で口座開設の作業は終了となりますが、ここからXMで審査が行われます。審査にかかる時間は最大で24時間程度。筆者の場合は約8時間後に審査終了のメールが届きました。

出典:XM

これで全ての機能を使う事ができるようになりました。またその証しとして、次の画像のようにメインページにて当初は「有効化されていません」となっていたものが「認証済」に変化します。

出典:XM

まとめ

海外FX口座の開設方法を説明してきましたが、実際に作業してみますとそれほど難しいものではありません。

国内FXと若干の違いがありますが、全体的にはFX初心者であっても海外FX口座を作ることは可能です。

以下に口座開設におけるポイントをあげておきます。

  • 口座の種類・取引プラットフォームの選択
  • 本人確認書類、住所確認書類、マイナンバーの提出
  • 住所のローマ字表記はそれほど神経質にならなくてもいい(取引業者による)
  • 日本人であれば米国民に関する質問で問題となることはない
  • 年収や予定投資額などは大まかな回答でOK

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