ハイレバレッジ、ボーナス、追証無し、低いロスカット率etc・・・海外FXって国内FXには無いおいしい所が色々あって、いつかはチャレンジしてみたいと思っているトレーダーも多いのではないのでしょうか?
でも「海外FX業者って怪しくないの?」、「評判はどう?」、「資金はちゃんと出金できるの?」。
海外の事ですから何が起こるか分からないという心配がつきもの。期待と同時に不安も強く今一つ決心がつかないといった方もいるでしょう。
もう少し海外FXの実態を知りたい、本当はどんな感じなのか、実際に体験した人の感想を見てみたい・・・。
そこで、筆者がこれまで5年間に渡り10社の海外FX業者を使ってきて分かった海外FXの実態や使い心地、良かった点、悪かったポイントなどこれから超本音で詳しく語っていこうと思います!
[目次]
- 海外FX業者は日本人にいっぱい勝ってもらいたい
- 海外FX業者を選ぶコツ
- 取引口座と入出金について
- 独特なトレード環境
- これが海外FXのリスクやデメリット
- 海外FXのメリット
- 海外FX評価の結論
- おすすめの海外FX業者
1.海外FX業者は日本人にいっぱい勝ってもらいたい
「ウソだろ~?」「そんなバカな!」「またダマそうとしてるんじゃないのか!?」
いきなり最初から信じられないと思ったことでしょう。
海外FXに限らず国内FXや株、投資信託、さらには競馬やパチンコなど投資やギャンブルの類は継続的に稼ぎ続ける事は極めて難しいものとされています。
国内FXでは約定時の「スベリ」や「ストップ狩り」、また真相は定かではありませんがパチンコの「遠隔操作」など、もはや投資やギャンブルで客が勝てる余地など存在しないかのような見方・風潮が一般的にはあるものです。
FX会社の営業スタイル
海外FXということで初めは強い警戒心を抱いているトレーダーもおられるでしょうが、まずは国内外FX業者がどのようにして利益を得ているのかを知ることから始めましょう。
海外FX業者はNDD方式(ノーディーリングデスク)というシステム処理方法を用いて顧客からの新規ポジション作成や決済の注文をインターバンク市場へ機械的に送り込むという、極めて中立的な立場をとっております。
一方国内FXでは事情が異なりDD方式(ディーリングデスク)が採られていて、ここでは顧客から届いた多くの注文は為替ディラーの裁量トレードによって処理されています。
この国内外FX業者の裏方処理の違いはすごく重要です。そして両者の違いをより詳しく知ることで海外FXの存在意義や中立・公正な姿が実感できるようになります。
国内FXの利益相反性
国内業者の裏方処理においては、その注文処理と同時にディーラーによる自由なトレードを駆使し為替差益やスワップポイントを得ることが可能です。これは国内業者の大切な収入源となっています。
ただ顧客注文は国内業者にとって都合がいいものばかりではなくディーラー泣かせの(勝手な言い分ですが)利益を出しにくい・損失となりやすいものもあるのです。
こういった状況では両者にそれぞれ異なる思惑が生じることから「利益相反」となり、国内業者はトレーダーの様々な挙動に神経質です。
そして約定の際に「滑り」や「約定拒否」の発生、また顧客が儲けすぎているとされれば最悪の場合「アカウント停止」といった事もありうるのです。
海外FX業者の利益の源
海外FX業者が採用しているNDD方式においては国内業者のようなディラーによる操作が行われていませんので、顧客注文を利用して差益等が稼げるわけではありません。
では、海外FX業者はどのようにして利益を得ているのかがポイントとなってきます。
「海外FX業者の主な収入源」
- スプレッド
- 取引手数料
- 入出金手数料
- 特殊システム利用料(VPSサーバー利用料など)
上記の例は基本的に「手数料」という性質が強いもので、例えばクレジットカードにおいて加盟店がブランド各社に支払う手数料であったり、ヤフオクやメルカリのシステム利用料といった「サービス利用料金」に近い存在です。
顧客の損得が取引業者にあまり影響を及ぼすものではなく、淡々と手数料が入ってくる営業スタイルが営まれているということです。
ただ、顧客に数多く勝ってもらった方が更なる注文の発生が期待されより多くの手数料が稼げることとなりますので、私たち日本人になんとしても美味しい思いをさせたいのです。
顧客に儲けてもらうためのサービス
顧客にいっぱい勝ってもらおうと海外FXでは以下のようなサービスを提供している所が多いです。
- 自動売買・コピートレードシステム(EA、Zulutrade、PAMM、VPSなど)
- 取引支援ツール(相場状況解説、相場解析ツール、センチメント情報、各種計算ツールなど)
- トレード教育(FX指南ページ、ウェブ動画、オンライン講義等)
- ボーナス
EAは海外FXでは超メジャーな取引ツール「MT4」に搭載された自動売買プログラムです。海外FXは国内よりも自動取引が盛んで、トレードコンテストと合わせ顧客のトレードを積極的に促しています。
ボーナスは顧客の口座資金を増加させ取引量を増やし顧客の勝利(業者の手数料)を導くのに貢献しています。
ボーナスは一般的に出金はできませんが取引口座内でポジションを建てるのに使うことができます。
例えばXMにおいては口座開設するだけで3,000円のボーナスがもらえたり、他の所でもトレードに応じてそのポジション量の数%分をボーナスとして取引口座へ付与するなど行っています。
出典:XM
その他のサービスは他の投資家に取引を任せ利益を得られるサービスであったり、トレードスキルの向上や取引を手助けするツールなどとなっています。
「これ誰が使うの?」といった意味不明なツールも珍しくないのですが、上記支援サービスは多くの取引業者が提供しており、海外FX全体でトレーダーの勝利を後押ししているのです。
出典:HotForex
このセクションの要点
海外FX業者の営業スタイルを以下のように整理しておきます。
- 海外FX業者は注文処理システムの性質から「手数料ビジネス」が基本
- 顧客にいっぱい儲けてもらうため取引ツールや支援サービスを展開
- 国内FXと異なり「相対取引業者」ではない
海外FX業者は手数料だけを求めるクールな営業スタイルを採っていたのです。
ですのでトレーダーにはどんどん取引をしてもらい、その中でできるだけ多く勝ってもらうことが取引業者の利益にも繋がるのです。
国内FXは利益相反(顧客の利益は業者の損、逆もしかり)というものですから、国内FX業者はできるだけ顧客にはいっぱい負けてもらいたいのです。
海外FX業者ももちろん営利企業ですから損なことは避けたいわけですが、以上までのように顧客の利益追求のため国内FX業者と真逆のスタンスであり、あとは懸念な思いや先入観さえ払拭できれば大いに利用に値する存在なのです!
注意
追記として、海外FXは純然たるFX投資ですので相場分析やトレードスキルを磨くといった事は当然必要となってきます。
また中には怪しい海外FX業者も一部存在します。これから続けてお話していく内容や当サイトの他のページを参考にして万全の体制で臨むことが大切です。
2.海外FX業者を選ぶコツ
5年間で利用してきた海外FX業者はこちら!
- XM
- Axiory
- Land-FX
- HotForex
- Titan FX
- FBS
- FxPro
- iFOREX
- TickMill
- IFC Markets
まず、全てが完璧に整った海外FX業者は存在しません!
みんな何かどこかが欠けているといった感じで100点に近い業者を見つけるのは難しいです。
例えばiFOREXは難しい取引ツールとかは一切なく誰でも超簡単にトレードができるもののスプレッドが広く資産を増やしにくい欠点があります。
FxProにおいては約定は極めて正確・サクサクトレードができる、通貨ペアが60種類以上と豊富、そしてロスカット率が20%でいいことばかりと思いきや「ボーナスが無い・日本語が通じない」といったオチがあったりします。
トータルで優秀な海外FX業者
それでも全体的に優秀だなという海外FX業者はもちろんあり、現在においてはこういった取引業者をメインにトレードを行っています。
「総合的に優秀な海外FX業者」
何が良ければトータルで優秀であるかという事ですが、次のような点をできるだけ多く含んでいればおおよそ合格点が取れる取引業者だなと10社の利用を通じて言えるようになってきました。
- ライセンス取得状況が優れている
- 営業実績が長い
- 資金の信託保全がなされている
- 約定力が高い
- 通貨ペアやCFDなど取扱い商品数が豊富
- スプレッドが広くない
- 入手金手数料が無料
- サポートセンターがしっかりしている など
人によっては「取引サイトが流暢な日本語で書かれている」ことや「ボーナスが手厚い」といった内容を挙げるかもしれません。
なので、最初はうまく定まらないかもしれませんが自分の好みやトレード状況に応じてマイ・チェックポイントを決めていくのも良いです。
また先程お話しした以下のトレード促進サービスをしっかり提供している取引業者も狙い目です。
いずれにしましてもただ何となくここの業者がいいなぁといった感じや、ある1点だけで取引業者を決めてしまわないようにする事が大切です。
業者選びでサラッと流してもいいポイント
海外FXの特徴であるハイレバレッジ、低いロスカット水準、追証ゼロサービスについてはちょっと事情が異なります。
これらは取引業者によって程度の差はもちろんありますが、通貨ペアのスプレッドのように、業者間の優劣差が日々のトレードの蓄積を通して後で大きく響いてくるものではないです。
概ね自分が許容できる内容であるかどうか、又はそれよりは自分の好みや他の要素を重視する流れでチェックすれば大丈夫です。
最初は色々と心配を感じる多い海外FX業者において、それほど神経質になる必要はありません。
レバレッジでしたら1000倍もあれば十分、人によっては500倍でもそのポテンシャルを使い切らないかもしれません。
ロスカットレベルの低さや追証ゼロは確かにありがたいサービスですが、それに頼り切ってしまうと多くの資金を無くすことになりますし、トレードの腕が上がりません。
広い視野・バランス感覚を駆使して海外FX業者を決定する
繰り返しになりますが、パーフェクトな取引業者を見つける事は至難の業ですので、上記優秀さのポイントがなるべく多く存在する取引業者を選ぶようにし、多少の不便やデメリットを受け入れる感じで利用していくのが現実的です。
また、複数社の海外FX口座を開設するのもおすすめです。
それぞれの口座で至らない点を補うことができる事や、海外FX業者のサービス内容は永久不変のものではありませんので、変わった際すぐに他の取引業者でトレードを再開させることができます。
取引業者の「倒産・営業停止」や、ある日突然レバレッジが下がって楽しさ半減!といった際にもスピーディーに対応することができます。
3.取引口座と入出金について
海外FXの取引口座はちょっと独特な特徴があり、国内のものとは大きく異なる部分も存在します。
大切な取引資金を海外FX業者に預ける・引き出す事については、特に「出金」について多くの方が心配する所ではないのでしょうか?
でも入金・出金いずれも不安になるとは思いますので、これより筆者が海外FXを利用してきて分かった入出金の実態についてお話ししていきます。
海外FXの取引口座
新規口座開設の様子
まずは新規口座開設の様子ですが、国内 FX のようにウェブサイト上から所定の手続きを行います。
そして海外FXでも同じく審査が行われますが、審査終了後は国内FXのように紙の書類は送付されずメールによる「口座開設完了通知」をもって開設が終了します。
出典:TradeView
最短で半日程度、かかっても24時間以内には全ての手続きが完了する場合が多いです。
また、開設完了前(審査中)でも口座の様子を見ることは可能で、入出金方法の確認や MT 4などの取引ツールをインストールし取引環境をチェックしたりすることができます。
これも国内外FXにおけるちょっとした違いですね。とにかく海外FXは前倒しで顧客に色々とアプローチしてくるところがあります 。
海外FXには複数の口座がある
複数の口座とは、例えばXMというブローカーでは以下の画像のように仕様の異なる3つの口座が用意されています。
出典:XM
口座によって取引手数料が発生したり、ボーナスが付与されなかったり、最低入金額が異なっているなどの違いがあります。
最初はどの口座がいいのか判断に迷ってしまうものですが、投資戦略や用意できる口座資金に応じて適切な種類を選ぶのが基本です。
ただTraders Trustという海外FX業者の「クラシック口座」のような誰が見てもスプレッドが広く思え容易に却下できるものや、逆にXMの「XM Zero口座」のように手数料が発生するもののスプレッドがとても狭く明らかにお得だと判断できるものがあります。
「主な通貨ペアのスプレッド」(変動あり)
XM Zero口座 | Traders Trust クラシック口座 | |
USD/JPN | 0.1pips | 3.8pips |
EUR/JPN | 0.2pips | 3.6pips |
GBP/JPN | 0.9pips | 4.7pips |
AUD/JPN | 1.2pips | 4.3pips |
EUR/USD | 0.1pips | 0.7pips |
海外FX業者によって実に様々な口座があり、中にはIFC Marketsのような8種類もの口座を提供している所もありますが、大まかには次のような2種類の性質に分けることができます。
- スプレッドが通常~広めで取引手数料が無い口座
- スプレッドが狭めで(0pips~)取引手数料が有る口座
海外FX初心者でしたら1.が分かりやすくトレードがしやすいものとなりますが、ボーナスの有無や最低入金額、取引業者によってはレバレッジ(同一業者でも異なる場合がある)にも注意して口座を決めていくようにするのが賢明です。
2.の方は大量に取引を行う方や自動売買をメインとしているトレーダーによく採用される口座です。もちろん誰でも口座を開設することができます。
また新規口座開設後、やはり別の口座の方が良かったとなってしまっても、アカウントページから追加で口座開設することが可能で、しかも再審査等はなくスピーディーに別口座を設ける事ができます(VIP口座等は除く)。
入金の実態
真摯に取組む海外FX業者が多い
海外FXでよく使われる入出金方法には銀行送金、クレジットカード(デビットカード)、bitwalletなどの電子送金システムがあります。
出典:HotForex
他には仮想通貨を入金し日本円や米ドル等に変換してトレードができたり、取引業者間で口座内資金を直接移動させる「ブローカー間送金」(B2B)が行える所もあります。
筆者は主にカード類を使って入金していますが、カード入金は専用ページで名義人(ローマ字)・カード番号・有効期限・金額を入力して実行します。
カード入金をメインで行う理由としては、
- とにかく簡単
- 送金スピードが早い
- 手数料が無料(又は優遇)
一応リスクやデメリットを挙げますと、
- カード番号が不正利用される可能性が残る
- カード更新の際に取引業者へ再登録が必要
もちろん取引業者従業員による不正行為も想定できますが、出金や他の方法も含め基本的に海外FX業者は送金者・送金方法・送金額・口座所有者の情報を厳格に監視し不正が起きないよう細心の注意を払っているのです。
出典:XM
ただ、そうでありましても顧客からの入金は取引業者にとっては大切な収入源ですので、入金方法についてはクレジットカードやbitwalletに見られるようになるべく容易に、そしてできるだけ手数料を抑えられるよう海外FX業者は努力しています。
*bitwalletも大変便利な送金手段
「bitwalletは数多くの海外FX業者で採用されている入出金手段。銀行送金よりも簡単で手数料が安いbitwalletについて解説していきます。」
注意点
海外FX業者は世界中の顧客を相手にしているので特定の国や地域でしか通用しないものまで含めて表側のサイトで紹介しています。
またログイン前のページではカード入金が可能と案内されていても電子送金システムであるbitwalletを経由させて取引口座に着金させるといったケースもあります。
他には日本円の取扱いがなく資金管理は米ドル、ユーロ、豪ドルといった海外通貨を利用しなければならない取引業者も存在します。
「日本円で取引ができない海外FX業者」
出金の実態
海外FXで口座資金を出金する時についてですが、まず以下のように入金時とほぼ同じ手段で出金が可能です。
「出金方法(例)」
- 銀行送金(海外送金)
- クレジットカード(デビットカード)
- bitwallet(その他電子送金システム)
でもやはり気になるのは「ちゃんと出金できるのか?」という事だと思います。
海外FX業者は本業でしっかり利益を確保
インターネット上では出金が拒否された、業者が突然行方をくらました、顧客が取引業者へおしかけ騒ぎになっているといった話が出てくるのは確かです。
ただこういった事実やうわさは海外FXだけの話ではなく、最近の事例としては仮想通貨取引所の不誠実な口座管理体制からハッキングに至った事件や、もっとさかのぼれば投資詐欺の類はいつの時代にも発生しています。
海外FXにおいては、FXが日本で非常に盛んに行われていることから、日本は大きなビジネスの場としてFXサービスを誠実に提供している海外FX業者が大勢を占めています。
従って、業者からすればしっかりと出金業務を行う傍らで、スプレッドや取引手数料を得る事に専念すれば、海外FXビジネスは不正をせずとも十分に利益が出せるものなのです。
まずは以上のような形でご安心していただけるのではないかと思います。
出金手続きはめんどくさい!
国内FXで出金手続きをする場合、出金したい金額を指定し「出金予約」を実行すれば数日後には銀行口座へ着金されます。とても簡単ですよね。
先ほど入金時おいて不正送金等に海外FX業者が神経質となっていると説明しましたが、出金においても同じで、特に出金申請時の顧客のアクションには殊更目を光らせているのが普通です。
やっぱりそう簡単に出金させたくないんじゃないのか!って思われるかもしれませんが、そうではなく、取引業者自身が不正送金の踏み台(仲介)になりたくない理由から厳格にならざるを得ないのです。
出典:Axiory
こうやって出金させる
まずルールとして「入金時に行った方法と同じ方法で出金する」というのがあります。
再びカードを使った例で見ますと、クレジットカードで10万円入金し5万円の利益をあげて全額を出金したいとします。
その内10万円分はカードにおける「返品扱い」としてカード残金へ出金、残りの5万円については銀行送金等他の方法で行うこととなります。2度手間となり面倒なんです。
また銀行送金の場合は、業者側で手数料を取らなくても金融機関において入金時と同様の送金関連の手数料が発生する可能性があり、利益の一部が欠損して自身の元に返るといった結果になってくるのです。
銀行送金は昔から存在し、他の送金手段や仮想通貨送金などが主流とはなっていない以上、今でも完全撤廃できない送金方法です。
それならば手続きが簡単で手数料も安く済むbitwalletの方がお得なので、利益分の返金でしたらこちらをおすすめします!
申請書類の提出
そして実際の取引サイト上での出金申請の仕方ですが、ウェブ上で必要事項を入力することと合わせ「書類の提出」が必須となっております。
繰り返しとなりますがやはり不正送金対策が大きな理由で、本人確認を徹底するため以下の画像のような書類の提出が求められます。
「クレジットカード表面の写し」
「クレジットカード裏面の写し」
「住所確認書類の写し」
(電気・水道・ガス・電話料金等の請求書など)
入金で使ったカード両面の写しや、口座開設時に提出したはずの免許証などの本人確認書類、及び住所確認ができる書類のコピーを再度提出しないとならないわけです(海外FX業者により異なる)。
コピーを取った後カード番号を塗りつぶして隠す事もしますし、取引業者によってはその余白に自署(署名)をする場合もあります。
ただし、各業者ともこれらの提出を求めるのは最初の1回のみというケースが多く、2回目以降は出金依頼をサイト上で行うだけで資金を引き出せるようになります。
これは国内FXと全然異なる事情ですが求めている内容は理にかなっているものであり、逆にこういったものを要求してくる方が誠実で信頼の置けるものとも言えます。
取引口座のアレコレ
口座資金が高額になったら?
多くの勝利を納め資金残高が増えていけばそれはそれは楽しくて仕方がないことでしょう。
でも海外FX業では資金額が高額となった時にちょっと知っておくべきポイントがいくつかあります。
「資金が高額になった場合のデメリット」
- 出金日数が通常より増える
- レバレッジが制限される
- 金融機関から資金の出所を尋ねられる
1.は全ての海外FX業者で当てはまるわけではありませんが、やはり不正送金・不正利用の防止を図るため取引業者が出金前に確認作業を厳格に行うからです。
銀行送金の場合、通常3~5日程度の送金日数ですがそれ以上かかってしまう可能性があります。
2.は比較的多くの海外FX業者で実施されているもので、例えば通常700倍だったレバレッジが、口座資金が1千万円以上になると300倍などに下げられてしまうものです。
出典:Traders Trust
上記画像はTraders Trustという取引業者の例ですが、ここでは最大500倍のレバレッジが可能である所、約200万円以上の残高で200倍、500万円以上になると100倍へと最大レバレッジが下がります。
海外FXの面白さも下がりますし資金効率も下がってしまいますので、こういったことを避けたいのでしたら適度な金額でこまめに出金することをおすすめします。
3.は出金する場合に金融機関から電話が来てどのようにして得られた資金なのか聞かれるというもので、実はそれほど高額でなくても聞かれる事があります。
送金額が高額であればなおさらとなってきますが、「○○FX会社の為替取引で得た利益」などと話せば済むことではあります。
上記の他にも、
- 税金が高くなる
- 資金保全リスクが上がる
後ほど「これが海外FXのリスクやデメリット」の所でお話ししますが高額になるほど税率がアップし最大55%の税率となるデメリットがあります。
そして資金保全リスクについては、単純に同一業者に多額の資金を預けておくのはリスクが高い行為であるという事です。やはり複数の取引業者に資金を分散させておくべきです。
口座を放置している場合
口座開設したもののやはり使うことが無いといった場合や、頻繁にトレードしてからしばらく利用が滞ってしまったといった場合です。
本ページでは複数の口座を開設した方がいいと説明していますが、投入できる資金に限界があることや口座開設後予想とは違う口座だったといったケースがあると思います。
筆者も10社の海外FX業者で20以上の口座を持っているのですが、正直最後の利用からしばらく足が遠ざかっている口座も交じっています。
こういった場合、口座資金がゼロであれば何も起こる事はありません。引き続き放置で大丈夫です。
ところがある程度資金が残っている場合には口座維持手数料が引かれてしまう可能性が出てきます。意外とこういう決まりとなっている業者は珍しくありません。
各取引サイトで口座に関するルールを確認することが必須ですし、またやはり大切な資金を寝かせるだけにしておくのはリスクがかかることであったり資金運用の妨げになりますので、すみやかに出金することをおすすめします。
入金後すぐに出金するのはちょっと危険
はっ?なんで?と思うかもしれませんが、入金後あまり間を置かずに出金手続きをしますと次のような勘違いをされてしまう可能性が出てきます。
- 送金目的の口座開設
- クレジットカードのショッピング枠の現金化
- カードを利用することでもらえる「ポイント」狙い など
トレード実績ゼロ or 少ない状態で出金させる場合も同様のことを疑われてしまいます。
口座開設したものの入金はまだちょっとという場合は、「デモ口座」がほとんどの海外FX業者で提供されていますのでそちらでしばらくトレードするのもいいですし、口座開設ボーナスを資金に使うのもありです。
4.独特なトレード環境
出典:MetaQuotes Software Corp.
最もメジャーな取引環境:MT4
海外FXでは、MT4(メタトレーダー4)というトレード環境・取引ツールがほとんどの取引業者で導入されています。
出典:MetaQuotes Software Corp.
どの海外FX業者を選んでもほぼもれなくこのMT4があり、一部の業者では後継ツール「MT5」も用意されています(その他に独自ツールを導入している業者もあります)。
国内FXでは取引業者ごとに独自のトレードツールを提供しているのが一般的でいちいちそのツール名など覚えてないのが普通だと思います。
「自動売買プログラムでも有名」
MT4にはEA(エキスパートアドバイザー)という自動売買機能が搭載されていてその評判が非常に良く、裁量トレードも含めMT4の人気に拍車がかかっている状況です。
慣れるまでに時間がかかる
MT4はロシア製の取引プラットフォームで、外国人であれば違和感は感じないのでしょうが、全体的に日本人にはとっつきにくい使い方であったりメニュー配置であったりするのです。
必要な機能はほぼ網羅され性能は非常に高いのですが国内ツールにあるような「操作性」・「視認性」といった面に、日本人から見れば配慮が十分行き届いたものではありません。
例えば全ての通貨ペアをチェックしたいといった時、国内FXの環境であればプライスボード(通貨ペアリスト)を一目確認すれば済みますよね。
ところがこのMT4においては、「気配値表示」という個別ウィンドウに通貨ペアが表示されているのですが、実はここは最初から全ての銘柄が表示されているわけではありません。
出典:GemForex
(気配値表示、画像左上)
出典:GemForex
(拡大)
全ての通貨ペアを表示させるにはツールバーから「通貨ペアリスト」を表示し、各通貨ペアが気配値表示に表示されるよう設定する必要があるのです。しかもこれをしないとその通貨ペアのポジションを建てることができません!
出典:GemForex
(通貨ペアリスト)
上の画像では通貨ペア名の左側に「$」マークがあり、オレンジ色になっているマークのものが気配値表示に出てくる通貨ペアです。
そしてオレンジ色になっていない通貨ペアをクリックして画像右上にある「表示」をクリックすることで気配値表示に追加され、これで初めてトレードに使うことができるようになります。
多彩な機能が初心者には難しい
最初から全部表示させればいいじゃん、なんで2つも似たようなリストを作るんだ!と思われるかもしれません。
これは海外FXでは数十種類かそれ以上の通貨ペアが提供されている事が大きな要因なのですが、トレーダーによっては利用しない通貨も多いことと思われます。
そこでMT4では自分が利用したい通貨ペアだけを表示させることができるよう(カスタマイズできるよう)設計されたという訳です。
国内FXでは多くてもせいぜい20種類くらいですが、海外FXでは「IFC Markets」という取引業者の場合通貨以外の商品も含めると600種類以上もあります!
なのでメイン画面に数百種類もの銘柄を常時表示させるのは現実的ではありませんので、こういった仕組みとなっているのです。
MT4は、インジケーターのマニアックな調整や他のトレーダーが開発したプログラムの移植を行うことができるといった、そのカスタマイズ性能の高さが大変支持されている取引ツールです。
トレーダーの様々な要望に応えるべく開発されたプラットフォームですが、逆に初心者では機能がありすぎて使いにくいものでもあるのです。
MT4のメリット・デメリット
元々海外FX特有の実情や外国人向けに開発された取引ツールですので私たち日本人が違和感を覚えるのは当然のことです。
そうなりますとMT4に存在するデメリットをまずは把握しておかないとなりません。
「MT4のデメリット」(例)
- 日本人の発想にはないメニュー表示やボタン配置
- テクニカルツールの使い方等をまた一から覚えないといけない
- 初心者が使いこなすのは難しい
- EAを利用するにはプログラム言語の知識が必要
しかし、特に海外のトレーダーには絶大な人気を誇ることからやはり軽視できるものではありません。
次のようなメリットを持っていますのでその使い方をぜひともマスターしたい所です。
「主なMT4のメリット」
- EAやインジケーターの性能が優秀
- カスタマイズ性能が高い
- 簡単に数多くのチャートを表示させることができる
- トレンドライン等の「オブジェクト」の種類が豊富
- MQL5(コミュニティサイト)を通じて様々なツールが手に入る
- ネットや書籍等MT4に関する情報を簡単に入手できる
- 異なる取引業者間で各種設定をほぼ同一にすることができる
とにかく使い倒すのみ
結局、数多くのトレーダーの要望に応えられるのは、国内FXの取引ツールより少々使いこなすのが大変ながらもカスタマイズ性能に優れ、豊富な機能を提供するMT4であるのです。
一度海外FXに飛び込んだ方でしたら1~2回の失敗で撤退するものではありませんよね。
そこから数えきれないくらい取引を行っていく中で、まず間違いなくMT4の使い方をマスターできるようになります!
トレードを促進させる海外FXならではのサービス
自動売買サービス
海外FX業者は自動売買や、優秀な他者のトレードに追従してトレードができる「コピートレード」といった裁量以外の取引方法を積極的に提供している特徴があります。
また国内とは異なり「利益相反」の方針を採っていない取引業者が多く、できるだけ多くのトレードをしてもらいたくさんのスプレッドや取引手数料を得たいのです。
そこで登場してくるのが自動売買ツールやコピートレードサービス、「信託トレード」という性質の「MAM/PAMM」、他には「VPS」(バーチャルプライベートサーバー)といったサービスです。
出典:Titan FX
(ZuluTrade(ズールトレード、自動売買システム))
出典:ANZO Capital Limited
(VPS)
国内FXでもいくつか自動売買サービスがありますが、提供業者が少なかったりスプレッドが海外FX並みに広かったり(数pips)しますよね。
海外FXの場合、まず厳密には自動売買専用スプレッドというものはなく、あくまでも口座の種類によってスプレッドや手数料が決まります。
そして、EAで有利とされる手数料有りの口座を選択しても、例えば米ドル/円ではスプレッドは0.0~1.0pips程度で、手数料は1万通貨あたり片道数十円といった所です。
「手数料と平均スプレッド」(手数料有りの口座を選択した場合)
海外FX業者 | 1万通貨あたりの手数料(片道) | 平均スプレッド(米ドル/円、変動あり) |
Axiory(ナノスプレッド口座) | 0.3ドル | 0.3pips |
XM(XM Zero口座) | 0.5ドル | 0.1pips |
FBS(ECN口座) | 0.6ドル | 0.3pips |
LAND-FX(ECN口座) | 0.35ドル | 0.3pips |
Titan FX(ブレード口座) | 0.35ドル | 0.33pips |
この種類の口座の場合、スプレッドは変動制ですが国内FXの一般口座と比べれば若干広いかもしれません。
また口座は自動売買専用としているタイプは少数派で、上記条件の口座で自動売買からスキャルピングまで何でも可能となっているのが一般的です。
教育
「教育」と聞くと学校のことを思い浮かべてしまいがちですが、海外FXではFXの基礎や相場分析方法、トレードツールの使い方などをレクチャーしてくれる「教育」というものにも力を入れいる取引業者が存在します。
FXの基礎から応用を教えてくれる説明動画や「ウェビナー」と呼ばれるオンラインでのライブ講義などがあります。
自動売買ツールから教育まで施し手取り足取りトレーダーの勝利を応援してくれます。
出典:IFC Markets
出典:HotForex
ポジションを建てる事や決済する際について
海外FXは基本的に約定力が高い!
新規エントリーや利確・損切りと密接な「約定力」は頻繁に顔を出す存在です。
この約定力を気にされる方も少なくないと思いますが、海外FX業者の多くはトレードにおける約定力の向上にとても積極的です。
出典:Titan FX
なぜ積極的なのかと言いますと、先程もお話ししましたが海外FX業者は国内業者と違い顧客と利益でぶつかり合うことがない関係です。
やはりここでもできるだけ顧客に多くのポジションを作ってもらいたい、そしていっぱい勝ってもらいたいのです。
そうなりますと海外FX業者としてはいかに快適なトレード環境を提供できるかがポイントとなってきますので、EAによる繰り返しトレードもバンバン行えるくらいストレスフリーでスピーディーな取引システムを構築する必要が出てくるのです。
「約定力が高い有力な海外FX業者」
- Axiory
- Land-FX
- Titan FX
- IFC Markets
- FxPro
実際筆者もトレードしていますと、約定力が優れていると逆にそのすごさを感じ取ることが難しいものです。
約定拒否でしたらポジションが成立しないことで明確に分かるのですが、「スリッページ」については、滑りが発生する時こそ改めてその約定力のありがたみを実感しやすいです。
従って海外FXにおいてはそういったことを普段あまり気にする場面に出くわさないことから、約定力は国内と比べ高いものであるのです。
また約定力に自信のある海外FX業者は、自社のデータセンターやサーバー等の仕組みをウェブサイトで非常に詳しく説明する傾向があり、これは国内FXでは見られない海外FXの大きな特徴の1つです。
出典:Axiory
Land-FXやTitan FX、Axioryが特にその傾向が強く、一般人にはついていけないハイレベルな説明が披露されています。
ただそれは約定力がいかに強力であるかといった事を意味しますので、歓迎すべきことではあります。
他にもリクイディティープロバイダー(実際に通貨を売買する提携金融機関)を公開している所や「エクイニクス」(Equinix)、「LMAX」という会社の評判高い処理システムを使っている業者もその約定力に期待することができます。
出典:Titan FX
約定力の優秀さに関するシステム面の説明は以下のリンクに詳しく書かれています。
こういう場合は気を付ける
しかしその約定力について注意しなければならないパターンがあります。
「約定力に注意すべき時」(例)
- 経済指標発表直後
- 暴騰・暴落発生時
- 月曜朝の窓発生時
上記は全てトレーダーからの注文が数多く殺到するケースです。
こういった場合は約定力が高い海外FXにおきましても、その最終的な約定の最前線では「業者システム VS 業者システム」、つまりプロの業者同士のぶつかり合いであり不完全な約定をある程度覚悟する必要があります。
驚くべきことはこの実態を正直に告白している取引業者もいる事で、FX Open、iFOREX、FXDDなどがこれにあたります。
出典:FXDD
筆者はこの3業者をあまりおすすめしないのですが、その包み隠さない姿勢に対し逆に誠実さが見られ何とも不思議なものです。
アメリカ雇用統計の発表時などにエントリーをかけますと約定拒否が普通に起こります。
筆者はあまりこだわりが無いので淡々と注文ボタンをクリックしますが、酷い時は3~4回蹴られた事もありました!
でも他にメリットがあるから同じその業者を使い続けています!
国内と同じ方式の海外FX業者も存在
「DD方式」で顧客注文を処理している海外FX業者も少なからず存在します。本ページ冒頭の方ですでにお話したようにディーラーの自由な注文処理がなされる方式です。
ディーラーの裁量や取引業者の都合が注文処理に食い込んできますので約定力が不安定となってきます。
FX Openにおける「Micro trading口座」はDD方式を公表しているのでまだ対処しやすいのですが、約定力に関する説明が弱い業者には注意した方がいいです。
5.これが海外FXのリスクやデメリット
海外FXにおけるリスクは、主に以下のものがあります。
- FX特有の相場変動
- 取引業者の健全性
- 取引業者のサービス変更
- 取引業者の倒産・撤退
ちなみに上記の例は国内FXにも同じことが言え、海外FXだからと言って特別に危険性が高いと一概に言えるものではありません。
1.「FX特有の相場変動」について
相場状況の変化そのものはFX業者が焦点となるものではありませんが、大きな含み損を抱えた場合やより深刻な状況となった際の取扱いにおいて、海外FXの方が国内FXより一歩先を行くものとなっています。
ロスカット率
国内FXでは大体100%~80%程度のロスカット率が一般的ですが、これが海外FXになりますと30%~10%程度となっている取引業者が多いです。
これは負けにくいトレードが実現でき、たとえ大きな含み損のあるポジションであっても一発逆転ができる可能性が高まってきます。
「海外FX業者のロスカット率」(例)
海外FX業者 | ロスカット率 |
XM | 20% |
Land-FX | 30% |
Axiory | 20% |
FBS | 20% |
HotForex | 10~20% |
ただ、この有利なロスカット率にいつも頼ってばかりでいますと、貴重な証拠金や海外FXでおなじみの「ボーナス」を温存されられません。
またロスカットされにくいと言いましても、巨大なマイナスポジションを抱えている間は本当にブルーな気持ちでいっぱいです。
ハイレバレッジを効かせた大きなポジションは損益変化が激しいので、まるで仮想通貨の取引をしているかの様であり、心臓への負担が大きいものなのです。
どちらかと言えば一方向に向かいやすいと言われるCFDでポジションが逆行した場合には、ロスカットまでポジションを持ち続ける事がそもそも無駄というケースもあり、やはりそれなりの戦略をもって低ロスカット率を活用するのが望ましいです。
追証ゼロサービス
これは相場の急騰・急落、経済指標発表時などレートが急激に変動した際に口座残高がマイナスになってしまっても、そのマイナス分は海外FX業者が負担しトレーダーの損失は自己資金の全額分までで済むというものです。
国内FXでは「金融商品取引法」によってこの手のサービスは禁止されておりますが、海外業者においては当然そういった縛りがありませんので可能となっています。
出典:HotForex
実際に口座残高がマイナスとなった場合どのような動きとなるのかと言いますと、いくつかのパターンがあり以下のような例があります。
- 証拠金維持率がロスカットレベル以上になるまで最も大きなマイナスポジションから強制決済
- 強制決済後、追加入金することでマイナス状態が解除。追加資金分はマイナス分と相殺されずそのまま利用可
- 強制決済後、追証ゼロの申請を取引業者へ行う
- ボーナス分と相殺
ハイレバレッジを活かし少ない資金で大きなポジションが持てる海外FXでは大切な保険的システムです。
ただ2.や3.のように自動的に追証ゼロとはならず顧客側のアクションが必要な場合(Traders Trustなど)がありますので事前に確認することが必要です。
「追証ありの業者に注意」
FX Openは追証ゼロを実施しておらず国内FXと同様に追証請求されます。Land-FXの場合はその時の取引状況が審査され追証ゼロとなるかどうかが決定されます。
また原則的には追証ゼロのスタンスを採っていても、トレーダーの取引方法があまりに危険だった場合には請求を行うといったケースもあります(Bigbossなど)。
2.3.「取引業者の健全性・サービス変更」について
海外FX業者の営業状態に関するリスクです。多くの方がとっさに思いつく事なのではないかと思われます。
しかし実は意外とこれらはクールに対象しやすいリスクで、もし何か不都合なことがあれば取引業者を変えてしまえば済むものです。
しかし「出金リスク」はちょっと問題です。突然の口座凍結や出金拒否、取引業者の倒産による出金困難といったことがこれに当たります。
この懸念に対してはやはり事前にその取引業者の信頼性や安全性をチェックすることが重要となってきます。
「出金リスクを抑えるには・・・」
- 取引業者のライセンス取得状況、資金管理状況を確認する
- 営業実績を確認する
- 複数の取引業者に資金を分散させる
確実に出金拒否を防げるものではありませんが、海外FX業者の全体像を縦・横・斜め様々な角度からチェックし、全体的な安全確率をアップさせるような発想で各業者を判断していきます。
ライセンス
海外FX業者は自身の安全性や信頼性を第三者に認めてもらうため、世界各国の金融庁などから「金融ライセンス」を取得しています。
出典:XM
また次の画像のように多くの海外FX業者はライセンスの取得状況を取引サイトにて紹介しています。
出典:Land-FX
これにより海外FX業者は監督機関から規制や指導を受けることとなり、真っ当なサービスを提供する結果となります。
ライセンスにも様々なものが存在し、中には規制力がそれほど強くないライセンスもあります。
以下のライセンスでしたらその取得が難しく取引業者への効力が非常に有効であり、従ってそれらを取得している海外FX業者はその安全性が非常に高いものとなってきます。
「優れた効力を持つライセンスと海外FX業者」(例)
ライセンス名 | 取得している業者(例) |
FCA(金融行為監督機構) | FxPro、Iron FX、Land-FX、TickMill |
CySec(キプロス証券等委員会) | Traders Trust、FxPro、iFOREX、IFC Markets |
上記で例としてあげた海外FX業者は、グループを形成していたり世界に数カ所の拠点があり、その中の親会社が代表して取得しているケースがあります。
またASIC(オーストラリア証券投資委員会)やFMA(ニュージーランド金融市場局)といったものも有力なライセンスですが、特にASICは日本の金融庁の要請を受け日本人向けにサービスを展開する取引業者を認可しないスタンスです。
ライセンス重視の現実
理想としてはFCA、CySec、及び上記2ライセンスを持つ海外FX業者だけを選択対象にしたい所ですが、それでは業者数が限られてしまいます。
そこで他のライセンスを取得していても後述します「資金管理状況」が優れていたり「営業実績」に問題の無い取引業者で口座開設するようにします。
資金管理状況
トレーダーの口座資金の管理状況は、ライセンスによって取扱い方が規定されている場合や、「信託保全」、「分別管理」といった言葉で説明されています。
信託保全は、国内FXでは法律により義務付けられている保管形態で、顧客の資金は取引業者とは別組織の金融機関(信託銀行)に預けられ、FX業者が倒産しても資金は完全に守られるのが特徴です。
先程のFCAとCySecは信託保全が規定されているライセンスであり、顧客資金の安全性に文句のつけようがありません。
分別管理は数多くの海外 FX 業者で取り入れられている管理方法です。
業者側の運営資金と顧客の資金が別々の金融機関や管理体制下に置かれるものですが、信託保全のように金融当局の規制の元で安全対策が取られている訳ではありませんので、安全性・信頼性が劣ることとなります。
しかしこの分別管理方式を行なっている業者を完全に回避していくのは現実的とは言えず、やはり営業実績やその他の点を総合的に判断し取引業者を選んでいくようになります 。
「保険に加入している海外FX業者も」
取引業者の倒産だけではなく、顧客と業者との間で何らかのトラブル等が発生した際に賠償金が支払われる「保険」に加入している海外 FX 業者も存在します。
例えばHotForexはRenaissance Insurance Brokersという保険に加入しており、適用を受ければ最大500万ユーロ(約6億円以上)の補償金が得られます。
海外FX業者としての信頼性がとても高いAxioryは、The Financial Commission(対顧客紛争処理機関)に加盟しており、紛争等の発生において最大2万ドル(約220万円)を得られるようになっています。
出典:Axiory
(The Financial Commissionライセンス)
またFCAを取得している海外FX業者のトレーダーは FSCS(英金融サービス補償機構)による最大8万5千ユーロ(1千万円強)の補償を受けることが出来るといった大きなメリットがあります。
営業実績
やや補足的に思える項目ですが、海外FX業者が優良であるか否かがこういった部分にも表れてきます。
営業実績の判断材料としては主に以下のことが挙げられます。
- ユーザー数(口座数)
- 従業員数・拠点(支店)数
- 営業年数
- 賞の受賞歴
- オリジナルサービスの提供状況
優秀で評判の良い海外FX業者であればユーザー数が多く、またそれに従い社員数や営業拠点も増加していくものとなっています。
「賞の受賞歴」とは、取引業者の信頼性や安全性、取引ツールの優秀さといった観点から海外FX業者を対象としたランキングやコンペ、また表彰等がこの世界では行われていて、一部の海外FX業者は受賞実績をサイト上で公表しています。
出典:XM
出典:GOODACRE UK LIMITED
これはライセンスとは異なりますが、第三者からの評価・認定として海外FX業者の実態を探る有力な手がかりとなっています。
自社サイト上ではどういった事でも自由にものが言えますが、外部組織によるテコ入れのない客観的な評価は非常に重要な要素です。
またどこも平均的に賞を受賞しているというわけではなく、受賞が多い海外FX業者は限られており、こういった点においても受賞歴は業者選びの重要な材料となっています。
「多くの受賞実績がある海外FX業者」
本業がまともで充実しているからこそこういった点が育ちやすく信頼に値する業者となってきます。
出典:Land-FX
他にはプロスポーツチームにスポンサー提供を行っていたり、ユニセフへの慈善事業などの社会貢献をしている取引業者もあります。
またこの観点が問題なければ「4.取引業者の倒産・撤退」の可能性が低くなっていきます。
資金の分散
安全性を高める目的でトレーダーに介入の余地があるアクションとしては、
- 海外FX業者を選ぶ事
- 資金を分散させる事
上記まででお話しした取引業者の選び方に加え、「資金の分散」という異なるメスを入れることで安全性をより高めていくことが大切です。
間違っても貯金や退職金などを全額一社に預けるようなことはしないでください!
他にもトレード開始後になりますが、利益が出せるようになったら「適度に資金を出金する事」も、出金手数料が気になりますが金銭的なリスクを抑えるのに有効です。
怪しい海外FX業者
なんだか危なそうな取引業者は主に以下のような特徴を持っています。
- 派手なボーナスキャンペーンをトップページで強調
- ハイレバレッジばかりが大きなウリ
- 取引サイトの作りが品祖
- 自動売買ツールやレクチャー等の付加サービスが少ない
- 注文処理の説明が少ないか皆無
- ライセンスを取得していない
- ネット検索での評判が悪い など
比較的優秀な海外FX業者でも上記項目の1つや2つはありますが、これがもっと多く当てはまっている場合は入金を控えた方がいいです。
ボーナスを全面に押し出している取引業者の場合、資金の入出金手数料が高かったり口座維持手数料を徴収するなど、利用できないことはないのですがトレーダーに不利となる営業を行っているケースが珍しくありません。
危険そうな業者は運営資金が潤沢にない傾向もあり、付加サービスや高性能な取引システムへ充てられる余裕が少なく、そういったサービスの充実度からも取引業者が安全かどうかを探ることができます。
このパターンについては、筆者も新規開拓する際に必ずネットでの評判を調べることにしています。
日本人であれば楽天やアマゾン、グルメサイトなどでショッピングレビューを書く習慣がありますが、海外FXにおいても同じことが当てはまり、出金拒否等を起こした取引業者があれば誰かがブログやツイッターで激白したりしているものです。
またもし英語に自信がある方でしたら英語圏向けの海外FX業者のレビューサイトもいくつかありますので、そこを参考にするのもおすすめです。
デメリット
海外FXのデメリットをしっかり把握しておきましょう。
ここまで来る間にもデメリットと思えるような点をいくつか紹介してきましたが、それらを含め一般的なデメリットは次の通りとなります。
スプレッドが広い
取引手数料が発生するもののスプレッドが狭い口座を利用すことである程度回避することができます。
「比較的スプレッドが狭い海外FX業者」
- XM:XM ZERO口座
- Titan FX:ブレード口座
- Tick Mill:プロ口座
- FX Open:ECN trading口座
- Iron FX:固定ゼロスプレッド口座 など
取引プラットフォームである「MT4」は初めはとても扱いにくい
上記でも説明しましたように最初はMT4の使い方に躊躇してしまうかもしれません。
MT4にはMQL5というコミュニティサイトがあるのですが、こちらで提供されている参考記事やフォーラム(掲示板)を利用したり、数多く出版されているMT4関連書籍を利用すること等をおすすめします。
危ない取引業者が存在している
一部の海外FX業者は危険性のある業者であることも確かです。
本ページや次の記事を参考に取引業者選びの知識を深めていくことが賢明です。
- 海外FX業者の安全性・社会的信用はどうなっているのか?その実態や取組み状況について解説
- 海外FX業者を選ぶ時のチェックポイントを解説。安全性を重視した海外FX業者の選び方や効率的なチェック方法等を紹介します
信託保全を行っている取引業者は限られている
顧客資金の管理方法に義務や特別なルールが存在しない中、信託保全を行っている取引業者は貴重であり大変安心のおけるものとなります。
「信託保全を実施している海外FX業者」(例)
- FxPro
- HotForex(UK Ltd.)
- Land-FX
- TickMill
- FX Open
入出金手続きが面倒
画面操作を少々するだけで簡単に入出金が出来る国内 FX とは異なり 、海外FXの入出金は書類を提出することなど追加で手間がかかります。
また入出金手数料がかかるのも海外FXでは珍しくなく、特に銀行送金においては2,000円以上の出金手数料を支払わなければならないケースがあります。
利益にかかる税金が高い
国内FXの場合は一律20.315%の税率ですが、海外FXは「累進課税」が適用され15~55%の税率となってきます!
損失繰越ができない欠点もあり海外FXで大きく稼げる自信のある方は注意が必要です。
不自然な日本語表示が珍しくない
日本人でも口座を開設できる海外FX業者は多いのですが、日本語の説明がつたなかったり不自然な表現が珍しくありません。
口座開設からトレードに至るまで一応理解は可能ですが、最初のうちは外国人の変な日本語に戸惑ってしまうかもしれません。
また国内FXでは見かけないカタカナ語(ストップアウト→ロスカット)や一部が完全に英語で書かれている項目、さらには全て外国語で記載されているサイトもその利用が難しくなってきます。
「サポートセンターの実情は?」
サポートセンターの日本語対応については、日本語による電話の問い合わせ・メール・ライブチャットが可能な海外FX業者もあればそうでない所もあるといった感じで各社まちまちです。
取引業者から届く口座開設通知や通常のメルマガが日本語で書かれていても、問い合わせ等は英語や他の外国語でないと対応できない業者もあります。
また日本語が通じる海外FX業者の方が信頼性・安全性が高いといった物ではなく、日本人スタッフがいない取引業者でも親切で丁寧な回答をしてくれる所があります(企業体質によるということです)。
顧客と取引業者との信頼関係が大事
日本と海外とのやりとりですので、両者に間違いなく通用する根源的なルールはありません(そう思った方がいいです)。
両者が存在している国家間では適用される法律も当然異なり、万が一の際にはどこまで顧客側が有利となるのか定かではありません 。
また、信託保全にしても追証ゼロサービスにしても、それらはあくまでも業者側が自主的に提供しているサービスです。
海外FXには国内FXにない多くの魅力やメリットがありますが、そうしなければならないといった決まりはなく、品質についての保証もありません。
6.海外FXのメリット
ここで改めて海外FXを利用した方が有利となってくるポイント(メリット)をあげてみます。
海外FXのメリットは、国内FXでは法改正や業界内で大きな動きが起こらない限り実現されないであろうものが多く、やはり海外口座を開設しなければその恩恵にあずかれるものではありません。
ハイレバレッジにより少ない資金で大きなポジションが持てる
海外FXを利用したことがない一部の投資家にも知られている海外FX最大のメリットです。筆者もこれが目当てで海外FXを始めたくらいです。
国内FXの倍率は最大25%ですが、基本的に海外FXにはこの決まりがありません。
海外FX業者は数百倍から1000倍以上のレバレッジを採用しています。
「ハイレバレッジの例」
海外FX業者 | 最大レバレッジ |
Land-FX | 500倍 |
Titan FX | 500倍 |
IFC Markets | 400倍 |
Axiory | 400倍 |
XM | 888倍 |
HotForex | 1000倍 |
FBS | 3000倍 |
資金に余裕のある方でも資金効率という観点から非常に大きな効果が得られますので、投資方針の新たな可能性や規模の拡大を図ることができます 。
通貨ペアが多い
トレードできる通貨ペアが非常に多くありチャンスが広がります。
「業者別取扱い通貨ペア数の例」
業者名 | 取扱い通貨ペア数 |
IronFX | 85 |
Land-FX | 67 |
TickMill | 62 |
AXIORY | 61 |
XM | 57 |
HotForex | 49 |
IFC Markets | 49 |
上記の例はFXの通貨ペア数ですが、海外FXはこの他にCFD(株価指数、原油、金・銀、農産物など)にも積極的であり、数百種類の銘柄を取り扱っている取引業者もあります。
FXしかしないというトレーダーであっても、相場全体を探る素材としてCFD銘柄を分析し情報を得るといった使い方もできます。また国内業者のように別途CFD口座を作る必要はありません。
NDD 方式により約定力が高い
本文中でもお話ししました国内FXとの大きな違いである「NDD方式」。そしてそれに伴う強力な「約定力」が海外FXの大きなメリットです。
海外FX業者は顧客から届いた注文を為替ディーラーを介さずシステム処理でインターバンク市場へ中立・公正に送り届けています。
約定拒否やスリッページが非常に発生しにくく安定感のあるスピーディーな取引が可能です。
出典:Axiory
豊富な送金方法がある
銀行送金(海外送金・国内送金)、クレジットカード(デビットカード)、bitwalletに代表される様々な電子送金システム、仮想通貨など海外FXでは非常に豊富な送金方法を利用することができます。
その中でポイントとなってくるのが「クレジットカード」による入金。
国内 FX では「クイック入金」がメジャーな入金方法となっておりますが、カード入金についてはその返済が問題視され多くの国内業者で取扱いが行われておりません。
もちろん海外 FXにしましても返済を踏まえたカードの利用が必須ではあります。
ボーナス・トレードコンテスト等が多い
新規口座開設で数千円のボーナス、入金額の数十%~100%のボーナス、取引量に応じてもらえるボーナスなど海外FXでは「ボーナス」が盛んです。ちなみに海外FXではボーナスのことを「プロモーション」と呼ぶ場合があります。
出典:FBS
ボーナスの多くはトレード資金に使うことができますが出金させることができないパターンが多いのがちょっと残念ではあります。
ただハイレバレッジと同じく口座資金を増やし多くのポジションを持つことに繋がりますのでうまく活用できれば心強いサービスとなります。
「トレードコンテスト」も一部の海外FX業者では活発に開催され、所定期間内に数多くのトレードをこなし上位に入賞すれば高額な賞金やiPhone・電化製品といったプレゼントをもらうことができます(取引業者による)。
海外FXはEAや追従トレード、PAMMなどにも積極的であり、裁量だけでなくこれらを駆使することで上位入賞を狙うことも可能です。
出典:HotForex
その他のメリット
- トレーダーと海外FX業者は利益相反の関係になっていない
- スピーディーに口座開設ができる
- MT4が数多くの海外FX業者で導入され異なる業者間で同じ操作方法を駆使できる
- 自動売買やコピートレードが盛ん
- ロスカットレベルが低い
- 追証ゼロサービスがある
7.海外FX評価の結論
好きなだけ稼げるのが海外FXの極み
これは顧客からすれば至極当然なはずですが、国内FXでは顧客の勝利は業者の敗北なわけで、しかもDD方式により顧客に不都合なことも実施することから、長期的な資産運用に適したものではないのです。
海外FXサービスの実態をまとめますと、
- 手数料ビジネス
- 自動売買ツール等を充実させトレードを斡旋
- 取引業者が不正しにくいNDD方式を採用
- 利益相反性が無い
取引業者によってその良し悪しがあるにしても冷静に上記を踏まえれば何てことはありません。
投資にリスクはつきもですが、そのリスクはできれば「相場」に限定しておきたいものです。
業者のせいで思うように取引ができないといった事態はやはり本意ではありません。その点海外FXは国内よりも実はとても有望なのです。
海外FXはある程度の投資経験を経てからが最適
しかしFXや投資そのものを経験したことがないという初心者の方であれば国内FXを利用するのはアリです。
まずは日本式でFXに慣れていき完全日本語の環境で経験を積む方が着実に基礎をマスターできむしろ望ましいです。
筆者もいきなり海外FXから始めていたら面食らう事ばかりだったはずです。経験に応じた相応の準備や心構えは大切です。
海外FXのメリット・デメリットをしっかりと把握する
海外FXに沸き起こる不安や懸念は回避できることが非常に多く、ネット検索で出てくるような危ない話や否定的な意見は、それら自体を否定しませんがそれが海外FXの実態・全てではないんです。
やみくもに口座を開設せず当サイトを参考に堅いアクションを心がけ、後は自分の努力次第でいくらでも稼ぐことができます。
もちろん海外FX特有の手続きの煩雑さ、スプレッドの広さ、その他デメリットやリスクがある事をしっかり頭に入れ相場に臨みます。
そういった欠点は最初のうちは煩わしく感じるものですが、数多くのトレードを行っていく中でそれほど重荷にはならなくなるはずです。
せっかく利益相反が否定される世界なわけですから、自身の取引スタイルと以下のようなポイントを考慮しトレード戦略を立てていく事は国内FXよりも報われやすいものです。
- ライセンス取得状況が良好・営業年数の長い海外FX業者をなるべく選ぶ
- 約定力が高く注文処理システムに注力している業者を探す
- 自動売買やコピートレード等が充実しているかチェックする
- スプレッド・取引手数料が妥当な業者を見つける
- 入出金手数料に注意する
- ボーナス内容とその他サービスとのバランスを吟味する
- 複数の海外FX業者を使い倒産・撤退等のリスクに備える
ひたすらトレードに励む事が成功への近道
「税金が高く利益効率が悪い?」
長くトレードを続けていく事や十分な利益を得ていくには、たとえ国内FXよりスプレッドが広くても、税金が高くても、繰り返し半永久的に投資に関わっていられる「場」が大切です。
その場とは「利益相反関係にない海外FX」そのものになります。
そして場が確保されれば、たとえ経費が高く付くようであっても、集中(繰り返しのトレード)が最終的に大きな富を築きあげていきます。
経済指標一発狙いの事を言っているのではありませんので、たくさんの時間・経費・トレード量を避けることはできません。
ただ、カリスマFXトレーダーから株一筋のベテラン投資家、さらには有名IT起業家やベストセラー作家、そして大物歌手・俳優に至るまで同じような税制の元で巨万の富を得ています。
大成功を収めるのに広いスプレッドや高い税率は問題ではないのです(一撃狙いは除きます!)。
8.おすすめの海外FX業者
XM(エックスエム)
出典:XM
「当サイトでイチオシの海外FX業者です!」
海外FXトレーダーであれば知らない人はいないほど日本で非常に知名度の高い取引業者です。
ライセンス認証の高さや「Zero口座」の非常に有利なスプレッド、またボーナスが充実しているなど全体としてバランス感覚に優れており、海外 FX が初めてという方であればまずはXMでアカウントを作っておきたいところです 。
たった500円相当(5ドル)から入金でき、しかもレバレッジは最大888倍まで可能なので給料日前でも気軽に海外FXを堪能することができます!
「XMのワンポイントデータ」
- 最大レバレッジ・・・888倍
- ロスカット率・・・20%
- 通貨ペア・・・57種類
- 最低入金額・・・500円(相当)から
- 営業開始・・・2009年
Axiory(アキシオリー)
出典:Axiory
約定力の高さは天下一品レベルを誇り日々取引システムの改良に余念がありません。
The Financial Commission(対顧客紛争処理機関)への加盟や妥協のない資金管理体制など口座資金の保管体制の高さもAxioryの大きなメリットです。
信頼性や安全性を重視したいトレーダーであればこのAxioryがおすすめです!
「Axioryのワンポイントデータ」
- 最大レバレッジ・・・400倍
- ロスカット率・・・20%
- 通貨ペア・・・61種類
- 最低入金額・・・2万円(相当)から
- 営業開始・・・2011年
Land-FX(ランドFX)
出典:Land-FX
英国金融行動監視機構(FCA)を始め複数のライセンスを取得し安全性が極めて高い海外FX業者です。
「LPボーナス口座」が有名で、入金額100%のボーナスを約50万円分まで獲得することができます!
世界各所に設けられているデータセンターへの取り組みも凄まじく高速スキャルピングや自動売買にも最適です。
「Land-FXのワンポイントデータ」
- 最大レバレッジ・・・500倍
- ロスカット率・・・30%
- 通貨ペア・・・67種類
- 最低入金額・・・1万円(相当)から
- 営業開始・・・2013年
HoForex(ホットフォレックス)
出典:HotForex
ボーナスに積極的な海外FX業者です。「ロイヤリティ・プログラム」というポイントサービス も行っている希少な取引業者でもあります。
ライセンス認証や各種賞の受賞歴が非常に充実し、また「Renaissance Insurance Brokers」という保険への加入もあり信頼性の高さは絶大です!
最大レバレッジが1000倍と非常に高く全体的にとにかく派手なのが特徴で、海外FXライフをとことん満喫したい方であればHotForexが最適です!
「HotForexのワンポイントデータ」
- 最大レバレッジ・・・1000倍
- ロスカット率・・・10~20%
- 通貨ペア・・・49種類
- 最低入金額・・・500円(相当)から
- 営業開始・・・2010年
Titan FX(タイタンFX)
出典:Titan FX
営業年数が短いながらもXMと同様日本での知名度が高い海外 FX 業者です 。
システム開発が非常に活発なことや数多くの取引先金融機関(LP)を抱え、約定の正確性・高速性がハイレベル!軽快・サクサクなトレードが可能です。
「ブレード口座」(手数料有り)の米ドル/円はおよそ0.3pipsという国内FX並みの低スプレッド!手数料を加味しても取引経費を比較的安く済ませられ高速スキャルピングを後押しします!
「Titan FXのワンポイントデータ」
- 最大レバレッジ・・・500倍
- ロスカット率・・・20%
- 通貨ペア・・・57種類
- 最低入金額・・・2万円(相当)から
- 営業開始・・・2014年
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