海外FXを行う場合には取引手数料は発生するのでしょうか?
海外FXも日本のFXと同様にほとんどの口座には取引手数料はない
海外FX業者も、日本のFX業者も、同じようにほとんどの口座では取引手数料はありません。
ほとんどの口座は取引手数料無料
なのです。海外FX業者にとってはスプレッドの収益がメインになっているのです。利用者にとっては、取引手数料の心配はなく、コストを重視するのであればスプレッドを比較すれば良いのです。
口座によっては取引手数料有料の口座もある
基本的には取引手数料が無料に設定されている口座がほとんどですが、一部の口座では取引手数料が有料のものもあるのです。
スタンダード口座
- 取引システム:MT4
- 取引手数料:無料
- スプレッド:1.0pips
VIP口座
- 取引システム:MT4
- 取引手数料:3ドル/1ロット(10万通貨取引)
- スプレッド:0.1pips
cTrader口座
- 取引システム:cTrader
- 取引手数料:3ドル/1ロット(10万通貨取引)
- スプレッド:0.1pips
というような形です。取引手数料が無料ではなく、有料になっている分、スプレッドが大幅に狭いという口座があるのです。また、MT4は取引手数料無料のモノが多いのですが、MT4以外の取引システムを採用している口座の場合も、取引手数料が有料でスプレッドが狭いモノがあります。
取引手数料が有料の口座の方がお得?
上記の例で見てみると
1ロット(10万通貨取引)に3ドル(約300円)の取引手数料が発生したという場合には、スプレッド換算すれば0.3pipsということになります。
つまり、スプレッドと取引手数料を合計しても、トレードコストは0.4pipsになるのです。
取引手数料が無料でもスプレッドが1.0pipsだとしたら、取引手数料が有料の口座の方がトレードコストは安いことになります。
「取引手数料が有料だからその口座はお得ではない。」
というのは間違っているのです。
取引手数料が有料であっても、スプレッドに換算しなおして取引手数料が無料の口座と比較することをおすすめします。
コメント